それはまだ統合失調の診断もされておらず、うつ用の薬しか飲んでいない頃じゃった。
その夜、私はいつもより一層気分が悪くてトイレで便器にしがみついて吐いてた。
両親が私をもうだめだといって泣いてる声がする(幻聴)。
瞬きすれば蛍光グリーンの変なおっさんと幾何学模様が見える(幻覚)。
そして恐ろしいことに幻聴幻覚だとわかっていてもそうだと判断してくれない私の脳(末期)。
そんなこんなで吐いてた。はずが、
次の瞬間、昼になっていてトイレの外に倒れてた。
祖母が呼ぶ声が聞こえる。
体がうまく動かない。
死ぬのか?とは思わなかったが、このまま体が動かなくなるんじゃないかとは思った。
5分ほどすると体の感覚が戻ってきた。
汗だくでなぜか半ケツだった。全く意味がわからないし呼吸が苦しい。
祖母が電話で仕事中に行ってる母を呼んでくれてらしく、母が帰ってきた。
私は動く気力がなくこのまま倒れていたかったのだが、
無理やり母に起こされリビングに来た。
抵抗する気力もなかった。
よく覚えてないが私は何日かものを食べてなかったらしく、お茶漬けを出された。
体中の筋肉に力が入らず、背中は丸まってスプーンすらうまく持てない。
正直お茶漬けなんて食いたくなかったが、なんとなく食わないと状態が回復しないような気がしたので食った。
味も温度も感じられなかった。まずくもうまくもない。
その後も記憶がないが、いま生きてるので多分なんとかなったようだ。
家族がいるってありがたいですね。